2026年6月12日
米国市場のサマータイムと冬時間で何が変わるか
米国市場のサマータイムと冬時間で何が変わるか
米国株式に投資する際、「取引時間が季節によって変わる」という話を聞いたことはあるでしょうか。
これはアメリカのサマータイム(夏時間)制度が原因です。3月と11月の切替タイミングで、日本から見た取引時間が1時間ずれます。このずれを把握していないと、注文のタイミングを誤ったり、「なぜ市場が開いていないのか」と戸惑ったりすることがあります。本記事では、サマータイムと冬時間(標準時間)の仕組みから、日本時間での取引時間の変化まで、わかりやすく解説します。
この記事のポイント
- 2026年のサマータイムは3月8日(日)開始・11月1日(日)終了。切替で日本時間の取引時間が1時間ずれる
- サマータイム中は日本時間22:30〜翌5:00、冬時間中は23:30〜翌6:00がNYSE・Nasdaqのコア取引時間
- 2026年5月時点でサマータイム通年化法案が米下院委員会を通過しており、今後の制度変更に要注目
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サマータイムとは何か:米国株投資家が知るべき基本
サマータイム(夏時間)とは、日照時間の長い夏の時期に時計を1時間進める制度です。
英語では「Daylight Saving Time(DST)」と呼ばれます。アメリカでは春から秋にかけてサマータイムが適用され、冬は標準時間(冬時間)に戻ります。
米国株式に投資する際にこの制度が重要なのは、NYSE(ニューヨーク証券取引所)やNasdaqの取引時間が現地時間(東部時間、ET)を基準にしているためです。現地の時計が1時間進むと、日本時間との差も1時間縮まります。結果として、日本から見た取引開始・終了時刻が季節によって変わります。
米国株投資家向けの2026年サマータイム(夏時間)基本ガイド。適用スケジュールや日本時間の取引時間への影響を視覚的に解説(※本画像はAIにより作成)2026年のサマータイム開始・終了はいつか
2026年のアメリカのサマータイムは以下のスケジュールで適用されます。
区分 | 日付 | 現地時刻 |
サマータイム開始 | 2026年3月8日(日) | 午前2時(時計を1時間進める) |
サマータイム終了 | 2026年11月1日(日) | 午前2時(時計を1時間戻す) |
開始日は「3月第2日曜日」、終了日は「11月第1日曜日」というルールに基づいています。このルールは2005年エネルギー政策法(Energy Policy Act of 2005)の改正により定められ、2007年3月1日から施行されました。改正前は「4月第1日曜日〜10月最終日曜日」という期間でした。
出典:NYSE 2026年トレーディングカレンダー(ICE_NYSE_2026_Yearly_Trading_Calendar.pdf)
サマータイムと冬時間で取引時間はどう変わるか
NYSE・Nasdaqのコア取引時間は、現地時間(東部時間、ET)の午前9時30分〜午後4時00分(月〜金)です。この現地時間はサマータイムでも冬時間でも変わりません。
変わるのは、日本時間との時差です。
期間 | 日本との時差 | コア取引時間(日本時間) |
サマータイム中(3月8日〜11月1日) | 13時間 | 22:30〜翌5:00 |
冬時間中(11月1日〜翌3月8日) | 14時間 | 23:30〜翌6:00 |
サマータイム期間中は日本時間の午後10時30分に取引が始まり、翌午前5時に終了します。冬時間に移行すると、開始が午後11時30分、終了が翌午前6時と、1時間後ろにずれます。
出典:NYSE公式サイト「Holidays & Trading Hours」(参照日:2026年5月25日)
切替タイミングで注意すべきこと
サマータイムの切替は日曜日の午前2時に行われます。月曜日の取引開始から新しい時間が適用されるため、週明けの取引前に確認しておくことが大切です。
3月の切替(冬時間→サマータイム)
3月第2日曜日(2026年は3月8日)の深夜2時に時計が1時間進みます。翌月曜日から日本時間の取引開始が23:30から22:30に前倒しになります。「いつもより早く市場が開く」と感じる変化です。
11月の切替(サマータイム→冬時間)
11月第1日曜日(2026年は11月1日)の深夜2時に時計が1時間戻ります。翌月曜日から日本時間の取引開始が22:30から23:30に後ろ倒しになります。「いつもより遅く市場が開く」変化です。
切替直後の週は特に注意が必要です。注文受付時間や取引時間の確認を忘れないようにしましょう。
なお、24時間取引に対応するサービスを利用している場合、コア取引時間外でも注文できるため切替の影響は比較的軽くなります。たとえばWoodstockなら、システムメンテナンス時を除き24時間で米国株・ETFのお取引が可能なため、サマータイムと冬時間の切替に注文タイミングを合わせ込む負担が減ります(一部時間外取引対象外の銘柄あり)。
米国株式市場のサマータイム切替時に注意すべき日本時間の取引開始タイミング。2026年3月8日は冬時間からサマータイムに切り替わり取引開始が22時30分へ前倒し、11月1日は冬時間へ戻り23時30分へ後ろ倒しになる点を整理(AIにより作成)米国株式の取引時間:プレマーケットとアフターアワーズも確認
コア取引時間(日本時間22:30〜翌5:00、サマータイム中)の前後にも取引機会があります。
Nasdaqの公式情報によると、プレマーケットは東部時間の午前4時〜9時30分、アフターアワーズは午後4時〜8時(ET)です。
セッション | 東部時間(ET) | 日本時間(サマータイム中) | 日本時間(冬時間中) |
プレマーケット | 4:00〜9:30 | 17:00〜22:30 | 18:00〜23:30 |
コアセッション | 9:30〜16:00 | 22:30〜翌5:00 | 23:30〜翌6:00 |
アフターアワーズ | 16:00〜20:00 | 翌5:00〜翌9:00 | 翌6:00〜翌10:00 |
出典:Nasdaq公式サイト「US & Nordic Stock Market Schedule」(参照日:2026年5月25日)
プレマーケットやアフターアワーズは流動性がコアセッションより低くなる傾向があります。また、取引できる商品やサービスの内容は証券会社・金融商品仲介業者によって異なります。たとえばWoodstockは、通常取引時間において約1,000銘柄の米国株・ETFを24時間取引(システムメンテナンス時を除く)に対応しており、コア時間外もアプリから注文を出せます。
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2026年の米国株式市場の祝日と早期閉場
サマータイムとは別に、米国市場には独自の祝日があります。日本の祝日とは異なるため、注文のタイミングに影響することがあります。
2026年のNYSEおよびNasdaqの休場日は以下の10日間です(出典:Nasdaq公式サイト「US & Nordic Stock Market Schedule」2026年版、参照日:2026年5月25日)。
休場日 | 日付 |
元日 | 1月1日(木) |
MLKデー | 1月19日(月) |
プレジデンツデー | 2月16日(月) |
グッドフライデー | 4月3日(金) |
メモリアルデー | 5月25日(月) |
ジューンティーンス | 6月19日(金) |
独立記念日振替 | 7月3日(金) |
レイバーデー | 9月7日(月) |
感謝祭 | 11月26日(木) |
クリスマス | 12月25日(金) |
また、感謝祭翌日(11月27日)とクリスマスイブ(12月24日)は東部時間午後1時の早期閉場となります。冬時間が適用されているため、日本時間では翌午前3時に取引が終了します。
出典:NYSE公式サイト「Holidays & Trading Hours」
月曜日が祝日になるケースが多いため、週明けの注文を予定している場合は事前の確認が欠かせません。
サマータイム通年化の動きと今後の注意点
2026年5月21日、米国下院エネルギー商業委員会は「サンシャイン保護法(Sunshine Protection Act、H.R.139)」を48対1の賛成多数で可決しました。
この法案はサマータイムを通年化(恒久化)するもので、交通法案に組み込まれ下院本会議に送付されました。成立には下院本会議・上院の可決と大統領署名が必要で、2026年5月時点では成立はなお不透明です。
出典:Reuters(2026年5月22日配信)
もし通年化が実現した場合、冬時間への移行がなくなり、日本時間の取引時間は年間を通じて22:30〜翌5:00に固定される可能性があります。今後の動向を注視しておきましょう。
なお、アリゾナ州(大部分)とハワイ州はサマータイムを採用しておらず、年間を通じて標準時間を使用しています。金融市場への影響は限定的ですが、これらの州に関連する情報を見る際は時差に注意が必要です。
Woodstockなら時差や切替を気にせず米国株を取引できます
米国株式への投資を検討している方に、サマータイム・冬時間の切替に左右されにくい取引環境としてWoodstockをご紹介します。
Woodstockは米国株・ETFを24時間、取引手数料・為替手数料・残高手数料・出金手数料すべて無料で取引できるアプリです。200円から、0.0001株単位で取引できるため、少額からでも始められます。通常取引時間において約1,000銘柄を取り扱っており、取扱銘柄はこちらからご確認いただけます。
サマータイム中の日本時間22:30〜翌5:00も、冬時間中の23:30〜翌6:00も、さらにコア時間外(プレマーケット・アフターアワーズに相当する時間帯)も同じアプリで注文できるため、切替日の前後でルーティンを組み直す必要がありません。なお、システムメンテナンス時は取引できず、一部時間外取引対象外の銘柄があります。手数料の詳細とその算出根拠は各ページをご参照ください。
まとめ
米国市場のサマータイムと冬時間の切替は、日本から投資する際の取引時間に直接影響します。
- サマータイム中(3月8日〜11月1日):日本時間22:30〜翌5:00
- 冬時間中(11月1日〜翌3月8日):日本時間23:30〜翌6:00
切替は3月第2日曜日と11月第1日曜日の深夜2時に行われ、翌月曜日から新しい時間が適用されます。また、米国独自の祝日や早期閉場日も日本の祝日とは異なるため、注文前の確認が重要です。
2026年5月時点ではサマータイム通年化の法案が進行中であり、今後制度が変わる可能性もあります。最新情報を確認しながら、取引時間を正確に把握して投資に臨みましょう。なお、Woodstockのように24時間取引に対応したサービスを使えば、切替日のたびに就寝・起床のタイミングを調整する負担を減らせる、という選び方もあります。
よくある質問
Q1. アメリカのサマータイムはいつからいつまでですか?
2026年は3月8日(日)午前2時に開始し、11月1日(日)午前2時に終了します。開始日は「3月第2日曜日」、終了日は「11月第1日曜日」というルールに基づいています(出典:NYSE 2026年トレーディングカレンダー)。
Q2. サマータイム中と冬時間中で、日本時間の取引時間はどう変わりますか?
NYSE・Nasdaqのコア取引時間は、サマータイム中が日本時間22:30〜翌5:00、冬時間中が23:30〜翌6:00です。冬時間に移行すると1時間後ろにずれます(出典:NYSE公式サイト「Holidays & Trading Hours」)。
Q3. サマータイムの切替はいつ反映されますか?
切替は日曜日の深夜2時に行われます。翌月曜日の取引開始から新しい時間が適用されるため、週明けの注文前に確認しておくことをおすすめします。
Q4. 米国市場の祝日は日本の祝日と同じですか?
異なります。米国市場には独自の祝日があり、2026年は元日・MLKデー・グッドフライデー・感謝祭など計10日が休場です。日本の祝日に米国市場が開いていることも、逆に米国の祝日に日本市場が開いていることもあります。
Q5. FXの取引時間もサマータイムで変わりますか?
FX(外国為替)市場は24時間取引が基本ですが、各証券会社のサービスによって受付時間が異なります。ご利用の証券会社の公式サイトでご確認ください。なお、米国株についてもWoodstockではシステムメンテナンス時を除き24時間で取引できるため、サマータイム・冬時間の切替に左右されにくい設計です。
サマータイムと冬時間の切替に左右されず米国株を取引したい方には、Woodstockの24時間取引(システムメンテナンス時を除く)と、取引・為替・残高・出金の4つの手数料すべて無料の環境が選択肢の一つになります。口座開設はアプリで最短1分、200円・0.0001株単位からNYSEやNasdaqに上場する米国株・ETFの取引を始められます。
【免責事項】
・米国株式等の金融商品の取引に際しては、契約締結前交付書面等をよくお読みください。
・米国株式等の売買等にあたっては、株式相場や金利水準、為替水準等の変動や株式等の発行者等の業務や財産の状況等の変化による価格等の変動によって損失が生じるおそれがあります。
・米国株式の売買にあたっては、手数料はいただきません。
・投資にあたっての最終決定はお客様ご自身の判断でお願いいたします。
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・本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。
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所属金融商品取引業者:AlpacaJapan株式会社(金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第3024号)
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